ハナの親父です。


本日は、カメラネタ、料理ネタと違って本の紹介です。

本といっても芸術文学作品でなく、娯楽作品です。


「木村正彦はなぜ力道山を殺さなかったか」という

物騒なタイトルです。この作品は2011年新潮社ドキュメント賞、

大宅壮一ノンフィクション賞受賞作品です。


プロレスや格闘技に興味のない人でも、50代後半以降の人は、

まだテレビが普及していなかったときに、視聴率100%とされる

力道山対木村正彦は記憶にあるのではないでしょうか?


勝者力道山はこの一戦で
一躍プロレスで人気者になり、木村は

表舞台から消えてしまいます。


2008年から2011年 ゴング格闘技に連載されていたものです。


プロレスファンの私としては、読まなければいけない本と思っていましたが、

ゴング格闘技という雑誌は、ゴングが一度休刊しゴング格闘技として復刊

したものです。内容もプロレス中心から総合格闘技移っています。


個人的に、プロレスは柔道やボクシングなど格闘技とは違う魅力があると

思っています。どちらが強いかなどの比較は無意味です。


さて本題、いつか読もうと思っていましたが、2600円(税抜き価格)という

価格と約700ページの量ということで躊躇していましたが決断しました。


読めば、プロレスファンということもあり一気に読んでしまいました。

木村側からの視点で書かれていますので内容は、 柔道の鬼 木村正彦の

名誉回復と復権をかけた力作で 柔道ファンには満足でしょう。


プロレスファンとしては木村とプロレスとのかかわりが少し?ですが正直面白いです。


木村正彦はなぜ・・・・